田舎のニュータウンに住まいを購入したり、村はずれに別荘を購入した方々に最適な方法だと思います。
地方のニュータウンにマイホームを購入して、近くの家庭菜園で野菜作りをするのも、今流に言えば「プチ田舎暮らし」と言えるでしょうが、それを一歩前進させたのが「かよい形田舎暮らし」です。
たとえば、林業の遊びごとみたいなことをやってみたいと思った時に、山林付きの住宅を購入するとなれば、運が無い場合は 物件探しに数年間は探し回ることとなるでしょう。
たとえ、物件が見つかったとしても、山林付きの住宅であれば、住宅の周囲を庭園風にしてあったりして、売主はその部分を宅地並みの土地価格で売りたいでしょうから、おそらく、セレブにしか手が出ないような結構な値段となる筈です。
多額の予算が無い田舎暮らし志願者たちにとって、「かよい形田舎暮らし」はなんとも言えないウキウキ 気分に満ち溢れています。
別荘(自宅)を出発して目的の山林まで20キロmのドライブで、まず立ち寄るのがコンビニです。
弁当とか飲み物を購入し、またしばらくドライブして、次はホームセンターで作業に必要な道具とか、ロープやシートなどを購入します。
そして一機に目的地の山林まで車を走らせます。
その山林は安かったので、車は赤道を整備しないと横付けできません。
山林の200mぐらい手前に車を止めて、作業用のブーツに履き替えたり、身支度を整えます。 (四輪駆動車か、タイヤにチェーンを巻きつければ横付け出来るのですが)
途中で買った弁当や道具やロープなどを背負って、いざ出発となったところで、田んぼの見回りに来た村のおじい さんとばったり。
おじいさんに「こんにちは、久しぶりですね、去年痛めた腰は大丈夫ですか。」と、挨拶をし たりしながら、200mの坂道をえっちらほっちら。
そこで待っているのが、半年前にがむしゃらに作った炭焼き小屋。
今日は、炭材作りの作業。
去年の暮れに伐採した孟宗竹を、のこぎりで1mぐらいに切断し、切断済の竹筒に木の棒を勢い良く何回も突っ込んで、節抜きをします。
そして、竹割り用の円形の鋼に乗せて、掛け矢を大きく振り上げ「エイっ!!」。 (ほとんどが、自己流なので碌な炭が焼けませんが)
できれば、今日中に仕上げて、明日は窯入れし、着火の運びとしたいので、いつのまにか猛スピードで動き回っています。
汗はだくだくで、途中何回も近場の湧き水が入ったペットボトルと、コンビニのジュースをゴクン!ゴクン !。 (一日で約2リットル〜2.5リットル)
梅干を口にしたり、チョコレートを食べてみたりの休憩です。
しかし、何故か疲れは感じません。
おそらく、周囲の孟宗竹と雑木林のおかげなのでしょう。
いきなり「ブッ!、ブッ!」という泣き声にふと前方を見渡すと、10m位先を、かわいいスイカ模様のウリボウが 、突き出た鼻で地面をクンクン嗅ぎながら、わき目も振らず横切って行きます。
またしばらくして、なにかの気配で振り向いてみると、やはり10m位先の大木の根元近くに、ハクビシンが大きく手を広げてつかまっていました。
いづれも、カメラを探している内に姿を見失いました。
組の人達数人で草刈をしていた村の住人に、ウリボウやハクビシンの話をしたところ、「ここには数年前まではサルもいたし、動物園のようなものですよ」と、みんなで大笑いでした。
かよい形田舎暮らしはおもしろい!!
別荘で田舎暮らしとリゾートライフ 【2】 より転載(別荘で田舎暮らしとリゾートライフ 【2】 サイト管理者の承認を得ております)